着手して継続することが大事
文豪トルストイも作品を書くために相当苦労したらしく、その日記には、なかなか筆が進まない苦悩が記されている。
それでも、トルストイは筆を取り続けた。日記には「よかろうが、わるかろうが、つねに書かねばならぬ」と記されているそうだ。
何事も継続しなければ、成就することはできない。しかし、人間は弱いので、どうしても途中でやめてしまう。気が進まないからと1日休んでしまうと、そのままやめてしいがちである。
こうならないためには、さきほどのトルストイの言葉のとおり、結果をうんぬんするのではなく、とにかく毎日、着手し、やり続けることが大事である。これをやると決めたことをとにかく毎日、少しでも、そして出来栄えは気にせずにやり続けることにしよう。
聖教新聞2021年1月4日号の名字の言を参考に書きました。