勝者と敗者を分けるもの

ラジブ・ガンジー首相が子息に送った手紙より
「何事をやるにも『中途半端でやめてもうこれで十分』と言ってはいけない。常に最善を尽くした上で、さらにもう一歩努力していくのだ。これはたんなるランニング競争でも同じだ。最後のひとふんばりが大事なのだ。心臓が張り裂けそうになるかもしれない。だが、それで初めて競争相手より前に出ることができるのだ」
聖教新聞2021年4月30日号第3面より抜粋まとめ

御書を学ぶ 命が忘れない

大切なのは、
学び続けることだ。
たとえ、学んだことを
忘れてしまっても、
必ず何かが残る。
命が忘れない。
それが、いざという時、
信心の底力になるのだ。
根本の一書を
持つ人間は強い。
一切の勝利の源泉は
御書にある。

2021年2月14日聖教新聞 池田大作先生四季の励ましより抜粋

ガンジーの不屈の精神

「人は何度でも立ち上がる。立ち上がっては倒れ、立ち上がっては倒れ、その足もとはおぼつかないかもしれない。けれども、立ち上がったことは、一生忘れることのない、かけがえのない記憶となる」
「不幸はわたしたちに与えられた試練であり、この試練を乗り越えたとき、すべてはきっと好転する。そう信じて、辛抱強く耐え抜こう。耐え抜いたとき、あなたはとてつもない力を手にしていることだろう」
マハトマ・ガンジーの言葉
聖教新聞2021年2月7日号から抜粋

負けない人 生まれたときからの障害、いじめを乗り越えた男性

2021年1月23日聖教新聞に掲載された信仰体験

 生まれときから右目の失明、肛門が閉鎖している鎖肛という2つの障害をもつ男性。

幼いときから「バキュームカー」「片目のジャック」といじめられる。

 中学に上がるといじめはさらにエスカレート。首から下の全身があざだらけになるほど殴られ、蹴られる。

 あまりの苦しさに自ら命を断つことまで考えるようになってしまう。

 しかし、学会の未来部の友人、創価家族のぬくもり、そして唱題によって、いじめを乗り越える。

 高校に入ってからは、野球部に所属、マネージャーとして信頼を勝ち取る。

 就職してからも障害のために苦労が続くが、最終的には願ったとおりの職場環境にたどり着き、そして、実績を上げ、フランチャイズの建築会社の経営を任されるまでになる。

<感想>

 法華経には、人を蘇生させる力がある。信仰は人を強くする。人間は精神的な存在であり、信仰が精神を強靭にする。

変革の法理「三変土田」

今いる国土を仏国土に変えていく変革の法理である。
三変とは三度にわたって変えること。
土田とは国土・土地・場所の意味である。
釈尊は 仏に集ってもらうために、三回にわたって国土を浄めた。

 人が変わる。いな必ず善く変わることができる。
 環境も変わる。いな、必ず善く変えることができる。
 人間自身の内面世界を浄化していく時、同時に、外なる環境をも浄め、変えることができる。

 国家と国家の関係も、民族と民族の関係も、その根本をなすのは、人間の一念である。
 同じ人間であり、同胞であるとの認識に人びとが立ち、 不信を信頼に、反目を協調に、
憎悪を友愛に変えていくことである。
 つまり人間の一念の転換こそが、平和建設の要諦といえよう。

 人間の一念を転じ、仏の生命を顕現していくならば、国土を変え、この地上に、恒久平和を実現することもできるのだ。

大白蓮華2021年1月号から抜粋

人材の育成「創大硬式野球部岸前監督への指導」

 勝負事だから勝ち負けはある。私はそんなことを言っているのではない。私が一番欲しいのは人材だ。
 だから、君は野球を通して人間を鍛えていくんだ。人材を育てていくんだ。そのためには選手に心でぶつかっていくんだ。策で指導しても、人は育たない。策じゃない。”心こそ大切なれ”だよ。
 人間を鍛えていくんだ。人材を育てていくんだ。
 心で勝て、次に技で勝て、故に練習は実戦、実戦は練習。
 ヤシの木は根を張るのに10年かかるが、11年目からは急速に成長し始める。皆さまも、まずは10年、愚痴をこぼさず、決して諦めず、自分の場所に根を張っていただきたい。そこに、燦然と勝利の峰が輝くことを確信していただきたい。

池田先生の指導 大白蓮華2021年1月号から抜粋

如意宝珠

「祈りとして叶わざるなし」の御本尊である。私たちはこの世で最も偉大なものを持っている。意のままに、どんなものでも取り出せる宝の珠を持っている。
 大切なのは、仏力、法力を引き出す我らの信力、行力である。祈りが叶わないわけがない。何があっても絶対に負けるわけがない。これが信仰の真髄である。故に何の心配もいらない。妙法を信じ抜き、唱え抜き、実践し抜いていく限り、決して行き詰まることはない。
池田先生の指導 大白蓮華2021年1月号